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【転職回数が多い人の不安を解消する5つのポイント】

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迷える男性
「私の転職回数って他の人と比べて多いのかな?」

迷える女性
「転職回数が多い人はどのような対策を行えば良いのだろう…」


本記事ではこのような読者様の悩みにお答えして行きます。
私自身29歳にして3回目の転職をこのコロナ期間で行い、無事に第一志望の企業に
就職出来ました。

結論、転職回数は書類選考には影響しますが、面接には影響しません。
転職回数が多い方の最大の関門は書類選考なのです。

従って対策をすれば結果を出す事は難しくありません。

具体的に5つのポイントに分けて説明していきます。

INDEX

1.あなたの転職回数は多いのか

2.転職者に求められるスキル

3.転職の軸

4.書類選考のコツ

5.転職は手段であって、目的ではない

 

それでは順番に見ていきましょう。

 

1. あなたの転職回数は多いのか

 

転職回数の話に入る前に、まずは転職を経験している人がどれぐらいの割合なのかを見ていきます。

総務省統計局によると、今日本では年間で20人に1人が転職をしています。
転職が当たり前の時代だと耳にする事が多いので、意外と少なく感じるかもしれません。
実際の人口で表すと330万人です。この数字は今後も緩やかに増えていく事が予想されます。

では本題の「あなたの転職回数が多いのか」について触れていきます。
この定義ですが、一般企業の人事が多いと感じる「転職回数」です。
実際に私が利用した転職エージェント10社の担当CA10名に確認したところ、
20代では3回、30代では3回〜4回、40代では5回以上が多いと感じるようです。

正直な所、上記の転職回数を重ねていると大手企業で内定を取るのはキツいです。
先に述べたように書類選考で落とされる確率が他の転職者に比べて遥かに高いからです。
私も書類選考はハードでした。(笑)


このトピックを1番目に持ってきたのは、転職回数が多いことに悩んでいる方に対して

今は転職して当たり前の時代」という誤った認識を捨てて欲しいからです。
年々微増はしていますが、海外でも日本でも転職する方は少数派ですから、
転職回数が多い方は更に少数派ですよ。これが事実です。

この事実を知った上でもあなたは転職をしたいと思いますか?


もしあなたが今の環境を変える為に、転職したいと思うならば、私はこのブログを
通して全力でサポートすることをお約束します。
私は同じ企業で定年までいる人よりも、自分の可能性を信じて転職をしている方を勇敢だと
思っていますし、自分の職歴を後悔したことは一度もありません。
様々な会社で経験を積むことは良い事しか無いと本気で思っています。



 

2. 転職者に求められるスキル


転職者は年齢によって求められるポータブルスキルがあります。


20代:基本的なPCスキル。ポンテンシャル重視で採用
30代:上記に加えて社会人としての教養・ビジネスマナー、実績
40代〜:上記に加えてマネジメント経験


ご覧の通り、年齢を重ねると求められる能力のハードルは当然上がります。
但し、必ずしもそれは、全社員トップの営業実績のような輝かしい実績でなくても良いのです。

具体例としては「社員の残業を減らすために仕組み作りを提案した」とか全社員が共有できる提案資料のテンプレートを作成した」とかです。

売上だけがあなたの実績ではありません。私は経験も実績もありませんが、IT企業の営業として採用されました。これは具体例であげた私の取り組みを企業が実績として考慮してくれたという事です。

40代、50代の方でも、マネジメント経験がないから転職出来ないと諦める前に、
様々な企業を経験した中で、あなたが貢献したことを振り返ってみて下さい。
その貢献が他社でも役立てることが出来れば活路は開けていきます。



反対に20代は働く意欲さえあれば、いつ転職活動をしても必ず内定が出ます。
求人サイトを見ていても「早期キャリア形成のため、20代歓迎」のような
文言はよく見かけます。20代という価値は皆さんが思っている以上に高いですよ。
簡単に内定が取れるとは言いませんが、必要以上に怖がらなくて大丈夫です!

 

3. 転職の軸

転職活動をするにあたり、一番大事なポイントが転職の軸です。
これは転職回数が多い人ほど時間をかけて見つけていかなければなりません。
例えば下記のような軸です。

転職の軸の具体例

・ワークライフバランスをしっかりとりたい
・成長できる環境に身を置きたい
・腰を据えて長く働きたい
・頑張った分、給料をたくさん貰える仕事がしたい
・若くても裁量の大きい仕事がしたい
・営業に疲れたので、給料が安くてもノルマがない仕事をしたい


でもこれだけでは足りません。下記のポイントに論理的に答えられますか?


ポイント

なぜ今の会社ではそれが達成できないのか。

希望の転職先ではそれが本当に達成できるのか。

企業があなたを採用する事で得られるメリットは何か。

転職を通してあなたが実現したい最大の目的は何か。




答えはあなたにしか分かりませんし、論理的であればどんな答えでも正解です。
もし答える事が出来るならば、あなたの転職の軸はきちんと確立されていますから、
転職回数など気にせずに、転職活動を進めて下さい。

 

 

4.書類選考のコツ

さて、転職回数が多い方の最大の難関である書類選考についてお話します。
ポイントは3つです。

ポイント

・履歴書よりも職務経歴書に力をいれる
・履歴書・職務経歴書は複数の転職エージェントを利用し、添削してもらう
・絶対に入社したい企業以外は応募しない

 

順番に見ていきましょう。

 

履歴書よりも職務経歴書に力をいれる

履歴書の写真はスタジオアリスなどで、綺麗な証明写真を撮ってください。
忙しい方はスピード写真でも良いですが、表情が明るく見えるようにアプリで加工しましょう
スピード写真はDNPの[キレイ]、アプリは[Beauty plus]がおすすめです

応募書類で特に力を入れるべきは職務経歴書となります。
下記のポイントを抑えましょう。

・時系列で職務経歴を記載する
・数値実績を必ず書く
 2社以上経験されている方は記憶の範囲内で大丈夫ですが、整合性は合わせて下さい。
 ex)全国何名のセールスの中で自分は〜をして予算〜%を達成し、〜賞を受賞したなど

・相手が読みやすいような文章を心掛ける
分量や伝えたいことを整理しましょう。文章の書き方のノウハウを学べる書籍がありますのでリンクを貼っておきます。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) (新書) / 古賀史健/著

「話せるのになぜ書けない」という問いかけから、伝わる文章の書き方に分かりやくアプローチしている書籍です。文章の繋がりに論理性を持たせるテクニックだけではなく、文章を書く時のマインドにも触れていますので、職務経歴書を書く前に是非読んで欲しいです。

 

履歴書・職務経歴書は複数の転職エージェントを利用し、添削してもらう


履歴書・職務経歴書が完成したら、転職エージェントの担当者に送付します。

その後エージェントの担当者が添削をして応募企業に提出をしていくのですが、
是非やって頂きたい事があります。それは添削後の履歴書と職務経歴書を回収する事です。
通常だと「添削して送っておきましたよ♪」と連絡があるのみで、我々は添削後の応募書類を見る機会がないのです。必ず添削された応募書類はzipファイルなどで送ってもらいましょう。

プロの目で添削された応募書類はめちゃめちゃ価値があります。
可能なら複数のエージェントから回収しておきましょう。

また、大半の企業が面接の際に履歴書と職務経歴書を要求してくる事が多いです。
エージェントから提出されていても、面接時に再提出する事になるので、回収して損はありません。
(dodaとリクルートキャリア経由だとこのパターンは多いです。)

 

絶対に入社したい企業以外は応募しない


書類選考が厳しいという話をしているので、「とにかく数多くの企業に応募しよう」

と思う方もいるかも知れませんが、これは一番やってはいけない事です。
転職サイトの【応募する】ボタンが手軽すぎるのと、大手エージェントが【目安求人数】という

何の意味もない指標を見せてくるので、勘違いしがちですが、内定が出たら本当にその会社に行けますか?即答できないなら応募するべきではありません。下記のデメリットをよく考えて下さい。


転職者側のデメリット
・数を受ける事で軸がぶれる。
・第一希望でもない企業の選考で時間が奪われる
・数を受ければ内定の確率は上がるが、安易に妥協しやすくなる

企業側のデメリット
・志望度合いが低い求職者を見極められないと、内定を出しても辞退される危険性がある
・求人サイトの掲載期間が無駄に伸びてお金がかかる
・時間も無駄にかかる

双方にとってメリットが何もありません。
絶対に入社したい第一志望群の企業にのみ応募していきましょう。
第一志望群に絞るのですから業界・企業研究は必ずやって下さい。
私は受けた企業のHPと競合企業のHPを熟読し、業界の特徴と企業によるサービスの違いを頭に
叩き込んでから面接に臨んでいました。具体的な就業イメージを掴む事もできますし
自分がその仕事を本当にやりたいのかも自ずと分かります。

そして、冷静な判断をする為にも必ず転職活動は在職中にして下さい。

 

転職は手段であって、目的ではない

最後に私から贈りたい言葉があります。
転職を繰り返すと自信がなくなり、不安になります。特に人間関係が原因だとこうなりやすいです。

でも、これを克服する方法があります。それは小さな成功体を積み重ねる事です。
例えば「定例会議でいつも発言できていないけど、今日は発言しよう!」とか
「今日はあの先輩に自分から話しかけてみよう」とか

どんなに小さい事でも構いません。今まであなたがやらなかった事をやってみて下さい。
これを繰り返すと自分の考えや行動に自信がつき、視野が広がります。
結果として転職しなくても目的を達成できるかも知れません。

それほどに、人は慣れない事をした時に大きく成長できるものです。


転職は手段であって目的ではありません。あなたの人生において何を実現したいが為に
転職をするのかを改めて考えてみて下さい。


私を例にすると、どうしても営業がやりたかったので、
4年務めた会社を辞めて転職しました。
なぜ営業がやりたいかというと、夫婦2人でモノづくりの事業をするのが夢で

その夢を叶えるには営業スキルが必要だと思ったからです。


私の話は参考にならないかも知れませんが、
人生ベースで考えたら転職回数なんて小さい事ではないですか?
少しでもあなたを元気付けることが出来たなら幸いです。


ここまで読んで頂いて有難うございました。
引き続きあなたにとって有用な情報を発信していきます。

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